入居の対象となる方

・20歳以上の方
・精神障害((統合失調症・うつ病・双極性障害・パニック障害・アスペルガー症候群や注意欠陥多動性障害などの発達障害、知的障害)をお持ち、症状が安定している方
・主治医の了解を得られ、お薬を服用出来る方
・社会復帰及び自立への意欲がある方
・他の入居者と共同生活が可能な方
・ 日中活動の場(就労継続支援A型・B型など)の日中活動先に通所できる方、これから通所予定の方、又は就労している方
・家族または保護者の協力が得られる方

 

入居者のイメージ

知的障害者、または精神障害者とは、発達期(18 歳くらいまで)に何らかの原因で、脳の成長が充分でなかったり、脳の一部に損傷を受けた結果、知的な能力が年齢相応に発達せず社会
生活上の支障が生じ、適切な支援が必要な状態の人です。
脳が受けた損傷の部位や程度によって、知的障害の状態も異なり、例えば、

  1. 身の回りのことが充分にできない人
  2. 人付き合いが上手くできない人
  3. 周囲の変化

に上手く対応できない人 などがあげられます。
精神障害者は精神に障害がある人の総称ですが、統合失調症やうつ病、認知症などの精神疾患を有し、日常生活や社会生活に何らかの支障がある人です。
精神疾患は心の病とよく言われますが、実際は、ストレスなどが要因となって脳機能に障害が生じる病気です。


代表的な統合失調症を例にとると、発症は 10 代後半から 30 代までが多く、有病率は1%程度と言われており、さほど希な病気ではありません。幻覚や妄想といった
症状が代表的ですが、それらの症状は薬物治療などで改善されます。症状が軽減すれば、生活支援やリハビリで日常生活に戻ることも十分できます。しかし家庭の事情や地域での受入体制の不備から、症状は軽減していても入院が長期に及ぶ人も多いのが実情です。

「グループホームていてい」に入居するのは、幻覚などの症状は消えてかなりの年数が経過しており、通院や服薬管理により通常の生活を送るには特段の支障がない方たちです。